農業が進むべき方向。
実質GDP成長率を見たときに日本の産業で一番成長しているのは、情報通信産業(以下ICT)だと。
経済がマイナス成長になっ た時期も含め常にプラスであり、直近5年間では平均して34%の寄与率となって いる。
総務省 ICTと経済成長の関係 より
ICTはどの分野とも掛け算でき、間違いなくどの分野にも成長を与える。
それはICTと遠く離れた産業であればあるほど効果を発揮する。
Uber*1 というタクシー業界に革命を起こしたとされるサービスは、古くからあったタクシー業界にICTが入ることで”スマートフォンから気軽にタクシーを呼べるサービス”として世界的に広まっている。
AirBnB*2は宿貸しだとか宿泊業にICTが入ることでイノベーションが起きた。
今ではICTと教育だとか医療とか農業とかさまざまな産業とICTが結びついてきて次々にイノベーションが起きている。
ICT×農業で何が起こるのか
今までの農業にICTが加わりつつある。日本だったらFarmnoteが熱いと思うし、海外だったらOnFarm, VitalField, Farmigo, TerrAvion, AgSquared, FarmLog なんかが頑張っている。
ICTを導入して、管理がしやすくなり、効率化が図られ、感や経験に頼っていた今までの農業から脱出することで農業を行うときのハードルがどんどん下がっている。
農業が日本に存在する意味は、食料のためだけではなく、下の写真のような美しい伝存風景を守ることにもつながる。
農業とICTでどのようなイノベーションが起きるのか今後も注目していく。