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JA茨城旭村のメロンマレーシア輸出をうけて。

今日こんな記事を発見した。

 

【茨城新聞】JA茨城旭村 メロン、マレーシア輸出

 

こう、茨城県つくば市に3年ほど住んだ身としてはうれしいことだ。

要約すると、茨城からマレーシアに250箱(1.25トン)のメロンを輸出する。その際に、メロン一つ一つを光センサーで糖度解析し、一つ一つの糖度や生産情報を公開するそうだ。

 

日本の農作物を海外に輸出する際、鍵となるのが絶対的な味と品質だ。これがないと輸出できないといっても過言ではない。

というのも輸出するにあたってベクトルが二つあって、いわゆる日本でしか作れないものを売る薄利多売と品質や味を求める高級志向のどちらかだ。

前者は一度探したことがあるのだが、見つからなかった。日本でしか育たない果物はないからだ。日本が東南アジアに輸出した際には、あっという間に中国韓国に真似され負けてしまう。彼らは量を作ることを知ってるし、売り方も日本人より圧倒的にうまい。

日焼けリンゴ(リンゴに文字入れるやつ)とかメロンもそうだね、ああいう一手間加えたものならいけると思う。

高級志向に関してはまた難しく、日本製農産物は他の国に比べて品質がいいかといわれたら、まぁぼちぼちなところらしい。現地のブルジョアに言わせると、日本製を食べてるワ・タ・シのようなところがあってブランド的になっているからまだ救われているものの、輸出の間品質管理したり、現地で売り込んだりってすっごいマンパワーかかるしお金もかかる。

 

輸送費は一度農産物輸出入を専門に扱ってる船の会社に電話して聞いたことがあって、1kg当たり1000円から2000円はかかるとのことだった。つまり値段的なところを見ると、日本でも高いものを高く売るしかない。日本で5個1000円のリンゴが2000円になったらすごい高いけど、一個20000円のものが21000円になったところ価格的な問題はほとんどないといえる。

だからこそメロンは正解だと思う。

 

1個1kgと書いてあるので、1.25t のメロンは1250個。1kgのメロンって小玉だね。

これ、ぜひ今後の動きを見ていきたい。