やる気スイッチ入れました。

トビタテ留学JAPAN1期, Canpath, 農業経営及び関連産業研究室, Bordeaux留学, フランス語, プログラミング, デザイン あたりに関して書いてます。

なぜ世界的な起業家が日本から出てこないか、なぜ日本人は英語が苦手か。

 

ホリエモンが出ている番組を見ました。内容は「なぜ日本から世界的起業家が出てこないのか」というものでした。

 

 

世界で比べた大学のランキングだとか、スタートアップのシード期の資金調達の難しさと、日本とアメリカのスタートアップの環境の違い、日本の市場の特徴などが主な内容でした。

 

その中で、自分なりに「あ、これだ!」っていう解があったので書き留めておこうかなと。

 

日本は特別な国。

それは「日本国内の市場が大きすぎて、海外に出る必要性がない」というものでした。

これ、”なんで日本人は英語を話せないのか”という疑問の解にもつながっているのですが、日本の人口が1億3千万人で中流階級の人口割合が他の国に比べてかなり高いことが大きいです。というのも多くのでビジネスを起こした場合、国内だけでサービス展開をした場合、十分な資金が得られないから外に出なきゃいけない。つまり自動的に世界をターゲットとしたサービスを作らなければいけないというのが普通だそう。日本は日本をターゲットにしたときに十分な利益が得られるからグローバル展開をする必要性が全くないのだ。

 

英語が苦手なのも同じ理由

英語を話せない、いいかえると英語を話す必要性がないのも同じ理由。台湾人の友達が言っていたのだが、台湾の会社はグローバルに展開しないと十分な利益が得られない、そして多くの新しい情報は台湾にすぐ入ってこない。日本の企業を通じて入ってくることが多くてそれでは情報時差が生じてしまって企業的には痛い。ので台湾人は日本語を勉強して日本で働く人も多いのだとか。

 

英語に関して他の解もある。東南アジアの人、たとえばマレーシアやタイなどの学校では中学校から英語で授業をするし、本屋に行けば90%の本が英語で書かれているそうだ。というのもそれぞれのオリジナルの言語には科学的な言葉が多く存在しないらしい。たとえば「光合成葉緑体」など。彼らの言葉にそれらの言葉が存在しないから訳さなければいけないのだけど、それより英語で勉強したほうが早いそうだ。

 

 

日本人は日本語のプロフェッショナル

自分も少し語学に関して少しネガティブになっていたが、友達から一つ面白い話を聞いた。

その友達はマレーシア人でおばあちゃんが中国人なものでかれはマレー語、中国語、英語を話すことができる。すごいなぁなんて彼に言ったら、いいことばかりじゃないよと。

「僕は3か国語をしゃべることができるけれどどれも完璧じゃない。だから難しい本を読んだり専門的な話をする際は辞書で調べたりしなければいけない。でも日本人は日本人のプロフェッショナルだ。君たち日本人は辞書なしで多くの専門書を読むことが可能だろ?」

って言われたのだ。あぁ、そうなんだ。それはそれですごいことなんだ。って少しポジティブになりました。

 

 海外に出る必要性

日本を出て初めて感じたことは、日本はとても例外の国。普通ではない。人口が多く、みんなお金を持っている豊かな国だ。日本だけで育った文化も多くあるし、多くの人が日本語しか話せない。そして彼らは日本のことを良く知らない。日本を出る人もそんなに多くないだろう。

 

だからこそ旅行ではなく日本を出て、海外に長期間住むという選択肢を薦めたい。

CANPATHでは多くの日本を出ているひとの面白い話が見れます。覗いてみてください!

www.canpath.jp