【書評】「リアルタイム・マーケティング 生き残る企業の即断・即決戦略」を読みました
グレイトフル・デッドという本を書かれたデイビッド・ミーアマン・スコットが書いた「リアルタイムマーケティング」という本を読みました。
アメリカのトレーダーがいかにリアルタイムに動いているかという例から、企業にもリアルタイムに顧客と接点を持たなければならないことを、色々なツールを紹介しながら説明しているとてもいい本でした。
"大企業はスタートアップに勝てない"と言われる理由について色々疑問を馳せていたのですが、この本を読んですっきりしました。
最近新規事業に力を入れてる大企業もたくさんあって、そのスピードはスタートアップに並ぶ勢いですね。
それでもスタートアップに到底勝てないと今でも思っているのは、以下の一文にすごく現れているなと感じます。
企業規模やメディアを動かす力はもはや決定的な優位性ではない。
今日ではスピードと機敏さがものをいう。
マーケティングと聞いて Twitter や Instagram を使う企業も多く出てきましたが
なぜそれらSNSを使わなくてはいけないのかを理解しないで使っている企業が多いことに改めて気づかされました。
マーケティングとか、企業と顧客の関係に興味がある人はぜひ読むといいと思います。
椎木里佳さんがリアルタイムマーケティングをすごく上手に行っていたな。