やる気スイッチ入れました。

トビタテ留学JAPAN1期, Canpath, 農業経営及び関連産業研究室, Bordeaux留学, フランス語, プログラミング, デザイン あたりに関して書いてます。

地域ブランディング研究所セミナー

色々学びがあったのでここで記録。

東京への人口減少は今すごい勢いで起きているけれど、東京の人口減少も2025年以後減っていくと思われている。(2025年問題と言われているのはご存知だろう)

 

今回のセミナーでは尾道で地域活性をしている人からの事業報告。

尾道デニムを行っているひとりだ。

www.onomichidenim.com

尾道デニムも面白かった。270人に2本デニムを1年間履かせて540本の古着のデニムを作る。職業によってはダメージの受け方が違う。それぞれにストーリーが埋まっている。

 

備後絣(びんごがすり)も素敵なものだ。

長いこと、同じ地域で生産される繊維は、今の生産方法と違っている。現在のファストファッションを代表とする繊維工場は中国、台湾、東南アジア、アフリカと場所を移動させている。"産地を捨てるものづくり"を行っている。

 

 

もう一つ別の面白い事例。

それは ONOMICHI SHARE で行われている"場をシェアする"働きに便乗した東京のある企業が月5万円でオフィスとして借りている。東京から二人をそこに送り、午前中はオフィスで働き、午後からは自由行動。これは一種の福利厚生だが、都心に住む人を地方におくり、自由な時間を取れるようにするけれど、送られた人からすればその土地をよく知るいい機会になる。中期滞在でその地にお金も落ちるし、地域の魅力を知るきっかけになるし、とてもいい働きに思う。

onomichi-share.com

 

ある企業がある土地で街のために働きかけることはとても大変だ。

それでも時間をかけた信頼と、築き上げた実績によって、地元住民も納得し次のアクションを取れるんだろうと感じたセミナーでした。