デザインすることの本質。創造学群表現学類の授業をとって。
昨日終わりました、創造学群表現学類の授業。
どんな授業なのかというと、コピーライター、アートディレクターをはじめとするデザインに仕事で関わる人たちに、講義とグループワークをしてもらい、(それらを生かして)1ヶ月かけて一つ作品を作るという授業です。
普通にイベントとしてやっても十二分に満足出来る講師陣です。
僕みたいな他学類、デザインに関して素人な人もちらほらいましたが、やはり大半は芸術専門の人でした。
授業では、2日間の集中授業のあと、僕は筑波大学のポスター作成の班として作品の作成に取り組み始めました。期間は約1ヶ月。
これですが、まだ秘密にしておきます。2月に納品、まだ改良する予定ですので完成したら載せようかなと。
(ぼかしすぎ・・・?)
デザインするということ。
僕がこの授業で一番学んだことは「デザインプロセス」です。「デザイン思考」ってこういうことにも使える言葉なのかな。本質は同じだと思います。
デザイン思考とは
奥出直人氏は、「デザイン思考は顧客を発見し、その顧客を満足させるために何を作ればいいか、つまりコンセプトを生み出し、そのコンセプトをどうやって作るのか、さらには顧客にどのように販売するのかまでを考えるビジネス志向の方法である」(奥出、2012)とより具体的な定義を行っている。*1
らしいです。
ところでDesignとは。広辞苑によると、
デザイン【design】
(1)下絵。素描。図案。
(2)意匠計画。生活に必要な製品を製作するにあたり,その材質・機能および美的造形性などの諸要素と,技術・生産・消費面からの各種の要求を検討・調整する総合的造形計画。 「建築ーー」「衣服をーーする」
ここでフォーカスされているのは製作においてのデザインなのかなと思いますが、僕が感じたデザインはこれです。
伝えたい内容を明確に伝えること。
です。Design = De + Sign と分解でき、De はフランス語で英語に置き換えると「From」, つまり「From Sign」という意味に分解できると思います。*2
表現の方法、例えば今回のポスターだと、色・構図・コピー・表現方法・フォント等、「見た人が受け取る印象やメッセージ」が「伝えたいこと」と一致させ、印象に残すことが重要なのかなと。
どうデザインするかという要素の中に、何を伝えるか、どう表現するか、見た人がわかるか、ストーリーがあるか、内容があるか、コピーは適切か…などなど、どれも正解はないのがデザイン。
多くのことを学べた1ヶ月でした。
p.s.
正解はないけれど、まさか授業で2日徹夜するとは思わなかった。。。笑