食品の購入量と消費量の大きな差を見る。日本では一人あたり〇〇kgを捨てている・・・?
こちらの記事を読んでちょっとびっくりしました。
Tous les aliments achetés sont-ils consommés ? |Minagri
(すべての購入された食料は消費されているのか)
ちょっと訳しますね。
《以下翻訳》
いいえ、フランス人一人当たり毎年20kgもの食料を廃棄物として捨てています。その消費されなかった食料のうち7kgは梱包されたまま捨てられます。これはすべてのヨーロッパに関係のある人が原因です。
隣国のベルギーでは174€と等しい食料を毎年ゴミ箱に捨て、グランドブルターニュでは25%の購入された食料が捨てられます。この浪費は国内構造と生活リズムの修正により改善されるであろう。
ここでいう生活リズムとは、残り物で料理をすることが減るなどということである。他の理由も存在する。消費期限に対する悪い解釈、冷蔵庫の管理の悪さ、常にお客さんのニーズや好みに応対しないレストラン業のやりかた、だけでなく、個人消費にふさわしくない販売促進キャンペーンを行い消費者に売ろうとすることを辞めずに売ろうと思う販売業者、などの理由でたくさんの食料が捨てられていきます。
2025年までに食物の浪費を半分減らす目標とともに、農業省が食品や林業に関するアンチガスピキャンペーン(非浪費運動)というものを開始した。
《以上翻訳》
フランスでは年間一人当たり20kgの食料が捨てられているそうです。
日本では・・・?
日本の食品の半分以上は、世界から輸入したものです。
私たちは年間 5500万トンの食糧を輸入しながら、1800万トンも捨てています。食糧の廃棄率では世界一の消費大国アメリカを上回り、廃棄量は世界の食料援助総量470万トン(WFP)をはるかに上回り、3000万人分(途上国の5000万人分)の年間食料に匹敵しています。
日本の食品廃棄の実に半分以上にあたる1000万トンが家庭から捨てられています。この家庭からでる残飯の総額は、日本全体で年間11兆円 (旧科学技術庁「資源調査会第123回報告」より)
これは日本の農水産業の生産額とほぼ同額です。さらにその処理費用で、2兆円が使われています。
日本ほど大量に食糧を輸入しながら、廃棄を続けている国はないのです。
引用元はこちら
日本の人口を1億3000万人だとすると一人当たりの破棄量は年間で約140kgにもなります。食料の不効率な分配が行われている証ですね。これには驚きです。